本日は、今年度最初の学校づくりの授業を行いました。
今までは、どちらかの学校に集まって実施していましたが、今年からは一緒。ござに座り、授業開始です。1年生は入学してからまだ1週間足らずなので別授業。小2から中3までが集まりました。
進めて下さるのは、中頓別町新しい学校推進室の室田先生。昨年度も授業として実施して下さいました。ねらいは、小中一緒の校内研修で柱とした、自分の言葉で表現できる、個別最適な学び、協働的な学びを活かした内容となっています。
ウォームアップでクイズがありました。中頓別小や中頓中の現校舎がいつ建てられたか、そして校長先生より年上か年下か、面白い捉え方でクイズが盛り上がりました。
(中頓小は平成元年建築で35歳の校舎。中頓別中は昭和44年建築で55歳の校舎です。)
後半は、なかとんトークを始めます。小学生と中学生が交じったグループで、先生方が先導役になって、お互いに話す活動です。
グループ分けをどうするのかと思ったら、くじ引きでその場で決めました。先生方はグループの番号を持っているので、そこに移動します。
大人でも苦手な人もいるグループトーク。お互いの心の壁を無くすために、アイスブレイクから話し始めました。自己紹介や1億円あったら・・・など、子どもたちも柔軟な発想で話し始めます。
いよいよ本題。小中学校で一緒にこんなことしたい、児童会・生徒会で協力するとしたらどんなアイデアがある?こんなクラブや部活があるとうれしい、一緒に楽しく勉強する方法、などを出し合いました。
最後に、話した内容をグーグルフォームに打ち込みました。小と中では設定環境が違うため、小学生が接続できない子が多く、紙で書きました。ローマ字入力がすいすいと出来るのはだいたい高学年以上の子が多いです。
最後に、両校長やご協力頂いている東京学芸大学の先生や教育環境研究所の方にも感想を頂きました。「1億円あったら…」のアイスブレイクで、「みんなが楽しめるものが良いなぁ・・・」と話している子どもたちのいい考えがありました。
義務教育学校に向けて、建物や小中の調整ばかりに目が行ってしまいがちですが、肝心の子どもの達の学びをつなぐこと、先生方の意識を小中9年間のつながりあるものにすることはもっと重要です。互いに歩み寄りながら、9年間の学びへつなげていきます。
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